ガラスショーケースを選ぶ際には、サイズはもちろん、素材や使用条件に合った開閉仕様、オプション機能などを選択する必要があります。お客様の要件にあったガラスショーケースを選ぶためのポイントをご紹介します。
ガラスショーケースには以下のようなメリットがあります。ディスプレイにこのような効果を狙いたい場合、ガラスショーケースを導入するのがおすすめです。
ガラスのクリアな質感や照明の効果で展示物をより魅力的に見せます。
ディスプレイをメンテナンスする手間を軽減します。
触られたくない物の展示に向いています。
鍵を取り付け、展示しながら安全に管理できます。
ガラスショーケースを選び方には以下の5つの観点があります。
実際にショーケースをご注文いただく際には、当社から以下のようなポイントについてヒアリングさせていただきます。ご不明な点があれば、なんでもご相談ください。
ガラスショーケースの形状タイプは、大きく分けて「ローケース(平ケース)」と「ハイケース」の2つがあります。
ケースの高さが人の腰の高さくらいの低いタイプのケースです。
ローケースが向いているのは以下のような場合です。
ケースの高さが人の目線までくるタイプのケースです。
ハイケースが向いているのは以下のような場合です。
このほか、チヨダオリジナル品ではカウンター型ガラスショーケースも取り扱っています。
設置場所や展示物の大きさ・量に合わせてガラスケースのサイズを選択します。
POINT
1ショーケースの横幅・奥行・高さ・棚板の数や位置を確認しましょう。
POINT
2既製品のサイズが合わない場合、セミオーダーや特注も可能です。
POINT
3納入の際の導線・必要な間口も確認しましょう(大型商品の場合、現地組立も可能です)。
ガラスショーケースのフレーム部はアルミ製が基本です。デザイン性や内装との調和を求める場合、木製製品や特注品などの選択肢があります。
ガラスショーケースの開閉仕様は引き戸タイプが一般的です。引き戸の取り付け位置は、使用条件によって「前引き」と「後引き」があります。
このほか、開き戸(扉)タイプの製品もあります。
ショーケースの前側に引き戸を付ける仕様です。
ショーケース壁面に付けて設置する場合に向いています。
ショーケースの後ろ側に引き戸を付ける仕様です。
店員とお客様がケースをはさんで向かい合って接客する場合などに向いています。
上記のほかに、使用条件や展示の狙いに応じて以下のようなオプションを選択できます。
LEDライトを取り付け、展示物をより美しく見せることができます。
照明の数や取り付け位置は、選択肢したショーケースのタイプによって変わります。
前引き前照明:引き戸側に横1灯のLEDライトが付きます。
後引き前照明:引き戸の向側に横1灯のLEDライトが付きます。
【ポイント】
照明を横1灯で付ける場合、ケース総高1500mmくらいまでがおすすめです。
前引き前照明縦2灯:引き戸側のケース支柱に左右1灯ずつLEDライトが付きます。
後引き前照明縦2灯:引き戸の向側のケース支柱に左右1灯ずつLEDライトが付きます。
標準仕様として鍵が付いていない商品の場合、オプションでプッシュ錠を取り付けることが可能です。
万が一、ガラス部が破損した際の被害を低減するため、飛散防止フィルムを貼っておくオプションです。
地震などの災害時に備えて、ショーケースを壁面に固定する部品を付加することができます。
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